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2022年12月23日 (金)

ケーンの映画感想文「すずめの戸締まり」

どうも、ケーンです。

映画感想文、今回はこちら。

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「すずめの戸締まり」(2022年、監督:新海誠)

 

CMでは「新海誠の集大成にして最高傑作!!」と銘打っている作品です。

私の新海監督とのファーストコンタクトは「君の名は。」(2016年)でした。すみません、ミーハーで。それ以前の作品は知りませんでした。

「君の名は。」で感動して、

「この監督すげえ!!」

ってなって、次に公開された「天気の子」(2019年)も劇場で観ました。

そして、ちょっとがっかりしました。

ネタバレになってしまいますが、「天気の子」は、「君の名は。」に続くボーイ・ミーツ・ガールの作品で、主人公の少年が、

「好きな女の子と世界のどちらを取るか」

という究極の選択を迫られる物語でした。結局主人公は好きな女の子を取るのですが、その結果、世界(正確に言えば東京)は大変な状態になってしまうのです。

主人公が自分の想いを貫いた、美しい物語と取れるかも知れませんが、私は、

「何とかならなかったのかなあ」

という気分でした。

最後に主人公の少年が、再会した女の子の手を取って言います。

「大丈夫だ!!」

と。

「いや、ぜんぜん大丈夫じゃねーし!!」

そう心の中でツッコミを入れてしまったのは、たぶん私だけでしょうがw

 

そういうわけで、「すずめの戸締まり」にも、ちょっとそんなに期待していませんでした。

そもそも、「集大成」という言葉に私はあまりいい印象がありません。よくスポーツ選手が「この大会が私の集大成です」と言った時って、決まって成績振るわなかったりするじゃないですか。だから、今回もがっかりさせられるかも、という不安がありました。

でも、

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「すーずめっ」

CMでこの猫を見た時、あれ、と思ったのです。

「君の名は。」も「天気の子」も不思議現象を取り入れていたけど、こんなかわいい系の、マスコット的なキャラは出てなかったぞ。それに何だあの「動く椅子」は?

03
まるでジブリ作品じゃないか。

そう思いました。少なくとも、前の2作品とはテイストが違うぞ、と。

それで興味を抱いて、観に行ったのです。

 

結果は…大正解でした!!

「集大成」というのとはちょっと違うかなと思いますが、「最高傑作」というフレーズは間違っていなかった。個人的には、あんなに感動した「君の名は。」よりもよかったです。

オススメ度は、

★★★★☆

です。

正直、個人的には星4.5でもよかった。それだけ満足できた作品でした。

 

ストーリーはファンタジーの王道です。RPG的といってもいい。主人公の少女、鈴芽(すずめ)はひょんなことからある目的のために旅をすることになる。各地でさまざまな人と出会い、協力を得て、最後に待ち受けるラスボスに挑む…というもの。

目的がわかりやすいために、登場人物の心情に感情移入したり、謎を考察しながら観る余裕がある。つまり、観客を置いてけぼりにしないんですね。王道のよさ、というか。

それでいて展開が面白く、人間もしっかり描かれている。ファンタジーでありつつも、ちゃんと「リアル」を描いています。

そして、最後には新海作品らしく、しっかり感動させてくれます。

 

この作品の特徴は、「君の名は。」や「天気の子」のように現実世界にファンタジー要素を混ぜ込みつつも、前の2作品よりもファンタジー色を強めていること。

例えば、ジブリ映画みたいな。

主人公のすずめは、ごく普通の女子高生のはずなんですが、その身体能力が常人離れしています。ものすごい長距離を短時間で走り抜けたり、動いている観覧車に飛びついたり。後から考えるとちょっとリアリティに欠けるかなと思うんですが、観ている間は気になりませんでした。
ジブリ映画に出てくるキャラクターって、普通の人間でもかなり足が速かったり、ジャンプ力がすごかったりするじゃないですか。あんな感じ。でもそんなに不自然には見えないんですよね。演出が上手いのでしょう。

そして、「すーずめっ」としゃべる猫や、動く椅子なんていうコミカルな見た目のキャラも登場する。

もしかしたら新海監督は今回、意図的にジブリ映画に「寄せた」のかも知れませんね。

 

0.5の減点はもう、単に相対的なものです。

今年は「シン・ウルトラマン」という神作を観てしまったので、それと比べると、どうしてもこうなっちゃうんです。

なので、もし「シン・ウルトラマン」の公開がなかったら今年No.1の満足度だったかも知れません。

というわけで「すずめの戸締まり」、老若男女問わず楽しめる作品だと思いますので、ぜひ!!

それではまた。

ケーンでした。

 

 

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