産業医と面談してきました、の巻
今日は勤め先の産業医との面談に行ってきました。
病気休暇の1ヶ月がもうすぐ終わるので、今後の方向性を決めるための話し合いです。つまり、引き続き休むか、復帰するか。
病状(うつ病)は改善しています。ただ同時に、先日主治医に言われたことも正直に話しました。
つまり、私は週5日働けない人間だということ。それはうつ病の影響はないとはいえないが、根本的に私が「そういう人間」だということ。
うーんと、産業医は腕組みして唸ります。
「そういう人はけっこういるんだ。だけど、ウチには短時間勤務の制度がないんだよ」
「そうでしょうね」
昔、人事・給与関係の仕事をしたことのある私にはわかっていたことでした。
「週5日勤務に堪えないとなると、分限(免職)になっちゃうんだ」
やっぱり。
週4日勤務で今の勤め先を続けることはできなさそうです。
今の勤め先で生き抜くには、週5日働けるようになるしかありません。
「〇〇先生(私の主治医)はなんて言ってるの?」
「無理だ、と」
「無理かぁ~。でもね、〇〇先生は病気と関係ないみたいなこと言ってるけど、僕はね、あなたの病気は相当深いと思ってるんだよ」
どうやら産業医は、私が週5日働けないのは病気(うつ病)の影響が大きいと考えているようです。ここは主治医と見解の異なるところですが、どっちが正しいのかは私にはわかりません。
いずれにしても、週5日働けるようになる、その努力をする、というのが今後の方向性として決まりました。
つまり、このままでは復帰できない。週5日働けることを(一時的にでも)示してみせなければ、人事が復帰を認めないというわけです。
では、どうするか?
「リワークデイケアに通ってみないか?」
「はぁ」
リワークデイケア。
それは以前産業医と面談した時にも話が出ていたので、知識として知ってはいました。病気で休職している人がスムーズに仕事復帰するための支援を行うプログラム。主治医には「あなたには子供だましにしかならないよ」と言われていたので、自分が通うことは考えていませんでした。
「復職に向けて努力したっていう結果を見せるんだよ。人事にアピールできる」
ここぞとばかりに差し出されるデイケア施設のパンフレットの数々。
「次、〇〇先生のとこにはいつ行くの?」
「今度の土曜日に…」
「おう、それじゃ(デイケアに通うことを)相談してきなさい」
何やら後戻りできなくなってしまい、その場では「はい」と頷かざるを得ませんでした。
でも、たとえ子供だましでも、週5日働く訓練になるのなら…。
そして、本当に週5日働けるように改善できるのなら…。
行ってみても悪くないかも知れません。
ところで、この休みの間に心に決めたことがあります。
それは、自分に正直になること。
他人がどう思うかとか、自分のプライドだとかには固執しない。ただ正直に生きよう、と。
それで、ちょうど面談に上司も来ていたので、今の仕事が自分に向かないこと、この先続ける自信もないこと、経験のある仕事に異動させてほしいことなどを正直に訴えてきました。異動希望調書を書くようにと用紙を渡されたので、がっつり書くつもりです。
はてさて、リワークデイケア、吉と出るか凶と出るか?
週4日しか働けないと言われた男が週5日勤務を目指す闘いが始まる──。
なーんてね。