1時間子育て体験記の巻
ども、ケーンです。
今日は姪っ子(1歳0ヶ月)の保育園で母親の個別面談があるということで、姪っ子をウチで1時間ほど預かりました。
私と母とで面倒を見ることになったのですが、姪っ子と我々は顔見知りとはいえ、「ずっと泣きっぱなしだったらどうしよう…」という不安がありました。
しかし、そんな心配は杞憂に終わり、姪っ子は泣くことはありませんでした。
最初は好きな絵本を見せては笑い、おもちゃで遊んでは笑いして、とってもいい子でした。
最初の10分までは。
それからが騒動の始まりでした。
絵本にもおもちゃにも飽きた姪っ子は、移動を始めました。姪っ子は歩き始めたばかりなので最初は「おおー、〇歩も歩けるの、えらいねぇ~」なんてほのぼの見守っていた私たちでしたが、そのうちにはいはい、伝い歩きも織り交ぜてどんどんと行動範囲を広げていきました。
なんといっても赤ちゃん、怪我をさせるわけにはいかないし、汚れたものを触らせるわけにもいかない。あっちへ行っては「ああ、ダメだよ」と連れ戻し、こっちへ行っては「ああ、そこもダメ」と連れ戻す回数が次第に増えていきました。
とにかく、ちっとも落ち着いてくれない。抱っこして座らせようとしても、すぐに抜け出してどこかへ行ってしまう。
ポチッ。
「ああっ、それストーブのスイッチ!! ストーブつけちゃダメ!! 火傷しちゃうよ!!」
パカッ。
「ああっ、炊飯器開けたっ!! まだごはん炊けてないのにっ」
がちゃん。がたがた。
「こら、それくうのカゴ!! ばっちぃから触らないの!! てか壊れるぅ!!」
ちなみに当のくうはというと…。
「ふぅ~、ヒナン完了でしゅ」
とっくに逃げておりました。
とにかく赤ちゃんとは思えない無尽蔵の体力。好奇心の赴くところ、あっちによじ登り、こっちに潜り。最初に喜んでいた絵本やおもちゃで気を引こうとするも、とうに興味なし。大人の我々のほうが、どんどん体力を奪われていきました。
「ぜえ、ぜえ、そっち、ダメ~」
「はあ、はあ、こっち、おいでぇ~」
そうこうしているうちに、1時間。
ようやくママが帰ってきました。
「泣いた?」
「い、いや、泣かなかったけど…」
「ほんと? わー、えらいねぇ~、すごかったねぇ~」
「…」
嬉しそうにママに抱きつく姪っ子。
それを見ながら、その場にへたりこむ母と息子なのでした。
それでも最後はにこっと笑って、ばいばいをするものだから、憎めない。結局かわいいんですよねぇ。疲れたけど。
いやはや、子育てって大変だ。
世の中のパパ、ママ、そしてたくさんの幼児の面倒を見る保育士さんがどれだけ偉いか、思い知らされた日となりました。
「まった(預けに)くっるねぇ~」
とママ。
(し、しばらく勘弁して…)
と、私が心の中で呟いたかどうかは、ご想像にお任せします。
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