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2017年3月19日 (日)

冒険の記録~シーズン2.3④~

※ネタバレ注意!!

【新しい世代】

 人と竜との戦いからしばらく経った頃。

 白竜神殿で羽を休めていたケーンに、ジョゼフが言った。

ジョゼフ「たまにはフィンダムへ渡り様子を見てきてはどうだ? 大地は順調に回復しているのか?」

 その言葉に従い、フィンダムを、芯なる樹を訪れたケーン。始まりの洞にはリズたちが来ていた。

 そして、新たなる精霊竜の姿がそこにあった。

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リズ「ガラダがね、今日は調子が良いから来るんだって」

 程なく、ガラダが供の者を引き連れて始まりの洞にやってきた。

 一人進み出て、精霊竜の前に立つガラダ。

ガラダ「私がわかるのだろうか…?」

 ガラダは精霊竜を見上げる。だが竜が何を考えているのか、窺い知ることはできない。

ガラダ「そうだな──その方がいい」

 そう言って、ガラダは竜の前に跪いた。供の者もそれに倣う。

ガラダ「精霊竜セシリーよ。芯なる樹と共に、この地を永く守りたまえ──」

 新たな精霊竜となったセシリーは、静かに人間たちを見下ろしていた…。



【エピローグ】

 夜、一人フィンダムの野原を歩くケーン。

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 そこへ、

???「強くなりましたね」

 静かな声と共に、幻影が現れた。一人の女性──いや、少女と言っていいか。それは白竜の巫女、ミシアルであった。

_20170318174604

ミシアル「精霊竜を理の中に戻したことで、レスタニアの危機は回避されました」

 でも、とミシアルは言う。レスタニアの本当の危機はこれからだと。

ミシアル「この世界は理の五大竜によって守られています。白竜、精霊竜、そして…黒竜」

 黒竜。初めて聞く名だ。どこか禍々しい印象を、ケーンは受けた。

ミシアル「黒竜の黒き深淵の一端に、あなたも触れたはずです」

 深淵の一端──何のことだろうか。ケーンの脳裏に浮かんだのは、黒騎士であった。

ミシアル「残りの二竜も、あなたはいずれ知ることになるでしょう」

 強くおなりなさい、とミシアルの幻影は言った。そう、レオのように…。

 

 出会うはずのない二つの大陸が出会ってしまった。

 それは何者かの意思か、人の意思か。世界は竜の理の鋳型から抜け出そうとしている。

 時に、レスタニア暦324年。

 竜の理を解く物語が、動き出そうとしていた──。

 

 ~DRAGON'S DOGMA ONLINE シーズン2 精霊竜の王 完~



 

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