デレ期到来
ども、ケーンです。
人にそれぞれ個性があるように、動物にも個性がありますよね。我が家の人ならざる家族・くう(セキセイインコ、メス)の性格は、一言でいって気分屋さん。
基本、リビングのお気に入りスポットで一人で遊んでいて、「くう、おいで~」と呼んでも無視されることが多いのですが、たまに気が向くとやたらと甘えてきます。こういうのをツンデレというのかも。
そんなくうには、「デレ期」という時期があります。
ツンデレの「デレ」が数日間続くことがあるんです。
くうは今、その「デレ期」の真っ最中。やたらと人の手や肩にとまってきます。例えば、僕が冷蔵庫を開けると、必ず飛んできて肩にとまります。で、コップに麦茶を注ぐと、
「なに、くう、飲むの?」
コップを近づけてやると、一口ごくり。いつもならこれで飛び去るのですが、今は離れない。ちゅるちゅると可愛い声で鳴きながら、耳をつんつんして遊ぶ。
冷蔵庫から離れても肩にとまったまま。手を近づけるとぴょんと乗って、今度は指をつんつんして遊びます。
こういう状態を我が家では「くっつき鳥」と呼んでますが、くっつき鳥状態のくうはとにかくくっついてくる。どこにでもくっついてきます。
僕の部屋は家の2階にあるんですが、部屋に帰ろうとリビングのドアを開けると、飛んできて肩にとまります。
「なに、くう。俺、部屋に帰るんだよ」
「ぴよ」
「来るの?」
「ぴよぴよ」
「しようがないなあ」
くうを肩に乗せたまま、僕は階段をのぼって自室に入ります。するとくうは、
「こらこら、そこにいたらキーが打てないだろ」
「ぴよ」
「もうー、他に行って、好きに遊んでなさい」
ぱたぱた。
本棚の上に飾ってあるガンプラに興味津々のくう。
でも、離れてたのも短い間でした。僕がトイレに行こうと立ち上がると、再び飛んできて肩にぴょん。
「トイレに行くの」
「ぴよ」
「トイレには一緒に行けないよ。てか、怖くないの?」
「ぴよぴよ」
階段をおり、リビングへ。
「ほらくう、俺、トイレに行くからカゴに帰りなさい」
「ぴよ」
「ぴよじゃない、離れるの」
手で追い払っても、また肩に飛んでくる。
「だーめ!」
「ぴよ」
「帰んなさい!」
「ぴよ」
くうは離れません。そうしている間にも尿意が…。
結局僕は、くうを肩に乗せたままトイレに入り、そのまま用を足したのでした…。
「このー、お前、俺の大事なトコ見たな。メスだろお前、恥ずかしいとかないの?」
あるわけありません。
しかし何なのでしょう、この状態は。僕の経験上、インコはカゴのある部屋から出ることを嫌がります。10年一緒だったそらでさえ、素のままでリビングから出ようとはしませんでした(僕の部屋で遊ぶ時は、必ずカゴごと部屋に移動してました)。
くうも普段はそうです。でもデレ期のくうは誰かと一緒ならどこへでも行っちゃう。
恐るべし、くっつき鳥。
…と書いてる今も、肩の上にはくうがいます。
「もうー、しようがないやつだなぁ。あうっ、耳元ででかい声出さないの! 耳キーンてするでしょ!」
「ぴよ!!」
「だからキーンて! ああこら、キーボードの上に下りない! てかそれフンだろ!? くう、お前俺のパソコンにウ○コしたなっ!?」
ぱたぱた。
「こらーっ、ウ○コして逃げるなあ!」
そそそ、それではまた!
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