冒険の記録~シーズン2.2①~
セシリーによって「ゲート」は開かれた。
光に包まれるケーンたち。光が収まると、そこは見知らぬ場所だった。
「ようこそ。ここが私の故郷…フィンダムです」
ロイグの提案で、周辺の安全を確認するため、付近を探索するケーンたち。そこに見たことのない魔物が。ケーンらはそれを一蹴するが、ロイグは言う。
「魔物が凶暴化している」
ロイグによれば、近くに礎があるらしい。程なくそれは見つかった。これでフィンダムとレスタニアの行き来ができるようになったわけだ。
【失われた故郷】
一度レスタニアに戻ったケーンらは、ジョセフに報告を済ませると、再びフィンダムへ。
ロイグの案内で、ナバド村に辿り着いたケーンたち。そこは流行り病で廃れた村だった。
芯なる樹が病むということは、竜が病むことと同じ──そうロイグは言う。
と、そこへ巨大な影が飛んでくる。それは精霊竜ウィルミアだった。
「ウィルミア! 会いに来てくれるなんて!」
「まて、様子がおかしい!」
ウィルミアは赤い目をぎらつかせ、覚者であるセシリーに襲いかかってきた。咆哮と共に光がケーンらを包む。ケーンとそのポーンたちは無事だった。だが、仲間がいない。守り人の礎に戻ると、そこにはセシリーとリズ、エリオットがいた。ガルドリンとロイグはいない。どうやら散り散りになってしまったようだ。
セシリーは混乱していた。ウィルミアが自分を襲ったこと──しかもウィルミアとは心が繋がらない。まるで侵食魔と対峙しているようだったという。
礎を使っていったん白竜神殿に戻ったケーンは、事の顛末をジョゼフに報告した。
【戦士の集落】
フィンダムへ戻ると、セシリーはダナという村へ行くことを提案する。そこにガルドリンとロイグが保護されているかも知れず、そうでなくとも何か手掛かりが得られるかもしれない、と。
ファーラナ平原の北、ダナ村に着いたケーンたち。そこにはガルドリンがいたが、どうやら歓迎されていないようだ。
村の男、ピサルは白竜に幾人もの覚者がいることに疑念を抱いているようだ。セシリーは世界は広く、多様であると告げるが、ピサルはその言葉が正しいという証を示せという。
この地のエリアマスター、ラザネイルに会ったケーンらは、証のことはアデルドナハに聞くとよいと言われる。その男は精霊槍の使い手であるという。
アデルノナハの住居に辿り着いたケーンたち。
アデルノナハは、身の証を立てたいのなら「ダナウィンの挑堂」へ行けという。
「お前に力があれば、挑堂の試練に打ち勝つことができるだろう」
無事試練に打ち勝ったケーンたちは、ダナへと戻り、無事、身の証を立てることができた。そしてピサルから、芯なる樹が放つ淀んだ竜力がウィルミアをも侵し、そのせいでウィルミアが気が触れてしまったと聞かされる。また、その淀んだ竜力は大地を巡り、多くの魔物を侵食魔に変えてしまったことも。
セシリーは芯なる樹の治療法を求めて旅している父を探しに行くという。ケーンたちは報告のためレスタニアへと戻るのだった。
【帰郷】
報告を済ませると、ケーンらは再びダナへ。セシリーは父ガラダの手掛かりを探しながら、故郷のモルフォールに帰るつもりであるという。
ケーンらはセシリーとは別ルートでモルフォールへ向かうこととなった。エラン水林のエリアマスター、ミューゼルを訪ね、ガラダの情報を得るためである。
だがミューゼルもガラダの行方は知らなかった。彼女の助言に従い、ケーンらはモルフォールへ向かうことにする。
道中、侵食魔を上回る狂侵魔に遭遇するもこれを退け、モルフォールに着いた一行。ロイグは戻っていなかったが、ガラダの行方がわかった。族長ガラダは三人の戦士と共に、芯なる樹を癒すことのできる「原始の雫」を求め村を発ったという。
セシリーはケーンに礼を言う。期待に押し潰されそうになっていた自分に、覚者の生き方が一つじゃないことを教えられたから、と。大切なものを守るために生きる、一歩一歩。それでいいんだと。
「隊長…ありがとう。私、もう迷いません」
【勇敢なる足跡】
セシリーの父ガラダの行き先が判明した。村人によると東の「キンガル渓谷」に向かったそうだ。ケーンらもキンガル渓谷を目指して出発する。
渓谷の村グリンデュアのエリアマスター、キアランに会うケーンたち。そこでガラダが古代神殿「シェドレアン大神殿」へと向かったことを知る。
シェドレアン大神殿を探索するケーンたち。神殿の奥で、ガラダと戦士たちは倒れ伏していた。
「お父さん! ごめんね、お父さん…遅かったね。ごめんね…」
「まだ息がある」
ガルドリンが言う。
「戻るぞ。村の受け入れ態勢を整えろ!」
一行はモルフォールの村に戻る。ガラダは森の中に運ばれた。森の精霊の力で回復するのを待つのだそうだ。
ガラダたちの傷は深い。神殿に、どんな魔物が棲んでいたのだろうか。しかもそれは、原始の雫を持ち去ったようだ。何者かの悪意を感じる──セシリーはそう言った。
~つづく~
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