小鳥の歌
現在、我が家の主役はセキセイの「くう」ですが、くうより以前にも、我が家にはセキセイがいました。
中でも思い出深いのは、10年生きたセキセイ「そら」です。
性別はオス。
一般にインコはオスのほうがしゃべると言われてますが、そらもその例にもれず、たくさんしゃべりました。自分の名前や「おはよー」「こんにちは」「こんばんは」などの挨拶はもちろん、「ねんねする」「おりっこ(おりこう)そらちゃん」や、時には教えた覚えのない言葉まで。どうやらテレビやラジオからしゃべるネタを仕入れていたようで、僕ら家族は何度も驚かされました。
そんなそらが得意だったのは、歌。
レパートリーは2曲あって、一つは「汽車ぽっぽ」(汽~車汽~車ぽっぽ~ぽっぽ~♪という童謡)、もと一つは「おさかな天国」(一時期スーパーの鮮魚コーナーなんかでかかっていた、さかなさかなさかな~♪って曲です)でした。
「汽車ぽっぽ」は、他界した父が教えたと思うんですが、一番の歌詞をほぼ完璧に(まあ鳥なので、音程は微妙でしたが)歌うことができました。
「おさかな天国」は、サビの部分だけ教えたんですが、これも覚えてよく歌っていました。ただ、この歌の場合、笑い話があって…。
正しい歌詞は、こうです。
「さかなさかなさかな~、さかな~を~食べ~ると~、あたまあたまあたま~、あたま~が~良く~なる~♪」
でもそらが歌うと時々、
「さかなさかなさかな~、さかな~を~食べ~ると~、あたまあたまあたま~、あたま~が~良くなるかよ~♪」
頭、良くならないんかいっ!!
と、よくそうツッコんでましたw
そんなそらとの楽しい日々も10年を過ぎたころ、さすがに老齢になったそらは脚が弱って自力で止まり木に止まることもできなくなり…最後は、僕が仕事に行っている間、母が買い物に出掛けている間に、ひっそりと息を引き取っていました。
もうそらには、感謝の言葉しかありません。豊かな10年をありがとうね、そら。
今、そらの名はくうに受け継がれています。そら(空)の音読みがくう(空)。
くうとも末永く、楽しく過ごしていきたいものです。
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そらちゃん、すごい賢い子だったんですねー!!そんなに喋れて歌えるなんて、すごい!!それにとってもイケメンさん
色もすごく綺麗ですね☆
10年とは…大往生だったんですね。きっとたくさん愛情が長生きの元になったんでしょう。
くうちゃんの名前はそらちゃんから受け継がれていたものだったんですね。
くうちゃんもそらちゃんのように、元気で長生きしてほしいですね☆
投稿: ちぃ | 2016年10月 2日 (日) 13時58分
ちぃさん、コメントありがとうございます♪
そらは今まで飼ったセキセイの中でいちばんの長生きで、僕ら家族の一員として本当に楽しませてくれました。
インコって身体は小さいけれど存在は大きくて、一緒に暮らすと生活がとても豊かになりますよね(^.^)
くうにもぜひ長生きしてほしいです。
投稿: ケーン | 2016年10月 2日 (日) 20時35分